Tokyo is bracing for another heatwave.「東京は猛暑復活だよ」
to brace for は、会話でもニュースでも使えるフレーズなので、いつでも使いこなせるようになりたいけど、日本語に訳しにくいからどういう状況で使うか悩むよね~。。。
to brace for something = 大変なことに向けて備えておく
Some hospitals are bracing for more COVID cases.
「病院は増加するコロナ患者に備えている」
After an earthquake on Saturday, Haiti is bracing for the impact of Grace.
「土曜日の地震に続き、ハイチには、ハリケーン「グレース」の接近が予想されている」
また、こんなふうに使うことも。。。
Brace for impact.
= 追突やクラッシュなど、大きな衝撃が予想されるときに使われるフレーズ。Get ready to crash、Prepare for an impact の意味。
braces - 名詞の複数形で使うと。。。
= 歯の矯正器具を意味します
He is being accused of insulting marginalized groups of people.「彼は社会に取り残された人々を侮辱して非難されている」
某有名You Tuber が、差別的発言をしたとして大炎上しています。彼のことを優性思想の持主だと言う人もいますね。
A YouTube celebrity's discriminatory remarks drew fire a couple of days ago. Some people say that he has a sense of superiority.
英語話者に「彼は何をしたの?」「なぜ非難されてるの?」と聞かれた時のことを考えていたときに、たまたま marginalized people という単語がオンライン英会話講師の口から出てきて点と線がつながった感じ。
marginalized people は日本語に訳しにくい英単語の1つなのですが、一般的には、LGBT、 高齢者、人種や国籍、障害者、ホームレス、貧困層、麻薬等の中毒患者、犯罪歴のある人など、社会からの疎外感を感じやすい人たち、社会のメインストリームから外れている人たちのこと。
彼の発言は決して許されないけれど、まだまだ若い彼。反省して、世の中のことを勉強して、今度は社会的弱者のために頑張ってほしい。
They pulled off the opening ceremony.「彼らは開会式を(困難な状況の中)成功させた」
to pull off something または to pull something off
これは、会話でよく使うフレーズで「〔困難な状況の中で~を〕成功させる」という意味。カジュアルな表現なので、オンライン英会話でアメリカ人先生達が使うのを聞くことがあります。
このフレーズで例文を作ろうとすると、真っ先に思い浮かぶのがオリンピックの開会式。本番の数日前までドタバタ劇が続いたものの、なんとか成功しました。
I was happy that they pulled it off.
「(開会式が)上手くいって良かった」
I hope they are able to pull it off.
「(開会式が)上手くいくといいなぁ」
I never thought they'd pull it off.
「彼らが(開会式を)上手くやるとは思わなかった」
それから、こんな表現もあります。
to pull off an upset で「番狂わせが起こる」
このフレーズを聞くと、真っ先にラグビーを思い出します。
Japan pulled off an upset against South Africa at 2015 Rugby World Cup.
2015年に南アフリカに勝利した日本チーム。カッコよかったなぁ。あの勝利は選手たちが苦しんで勝ち取ったもの。"to pull off an upset" というイメージにピッタリですね!